毛糸のカービィの元も子もなさ

毛糸のカービィという新作が出るらしい。だいぶまえから決まっていたっぽいけど
New Kirby's Epic Yarnというのが英語圏での名称らしい。
この名前はなかなか気が利いている。yarnは第一義に紡いだ糸だ。そこから旅行の(信用できない)土産話、作り話という意味だ。すいませんジーニアス英和大辞典ひきました。ついでにオックスフォードの現代英英辞典を引くと二番目の項目として(informal)a long story, especially one that is exaggerated or invented と書いてあった。
オックスフォードの方は別に土産話とかはいってないんですね。糸が線状に長いというイメージです。信用ならぬのは一緒です。
そしてその前にepicとかあるのでこれはほんとに壮大な大法螺という感じだ。
糸と物語は紡ぐ。このことが英語の題ではよくわかる。しかし日本語で毛糸のカービィとすると物語を紡ぐ感じが出ない。どうすればいいんだろう。カービィの糸車とかか。それは違う。
とはいえ暗喩性が消えてるが、元も子もな性は上がってる。

こういう元も子もない系のゲームとしてはやはりペーパーマリオがある。これは紙性をギミックとして使っているのだろう。さらには物語の主題や動因にも関係しているんだとしたら結構勃起する。けどやってないから知らない。

マグリットっぽいよね。これはカービィではない糸だ。(まあほんとは糸でもないが)

そしてゲームで一番元も子もないのはやはりこれはデータであるということだよね。
01のカービィとか。どうですかね任天堂さん。